パラグライダーQ&A パラグライダーの主要部分の解説や、気になる質問にお答えします!

パラグライダーは、レオナルド・ダ・ビンチの時代から、人類が空飛ぶ夢を追い続けたなかで、最も手軽で簡単、しかも一番鳥に近い感覚で空を楽しむことを実現させた『人工の翼』だ。

タンデムフライト(遊覧飛行)イメージ

パラグライダーの主要部分を解説

パラグライダー解説画像

キャノピー
パラグライダーの翼の部分。ポリエステルやナイロンなどの強度の高い布で作られています。
サスペンションライン
キャノピーとライザーをつなぐライン。ケプラーなど丈夫な素材で作られています。パイロットを支え、翼の形を整える働きがあります。
キャノピー
サスペンションラインを束ねたベルト。ハーネスとつながっています。
ブレークコード
パラグライダーをコントロールするひもです。左右についていて、右に引けば右に、左に引けば左に曲がります。
ハーネス
パイロットの体を支えるシート(座席)プロテクターが入っていて、万が一の場合でも、パイロットを守る働きがあります。

パラグライダーに関してのQ&A

パラグライダースクールについての質問と回答をまとめてみました。
※雑誌FLYAIR No.14から一部転載させていただきました

パラグライダー全般について

パラグライダーはどこでもできるのですか?

パラグライダー等のライセンスは法律で定められているものではありません。しかし実際に自己流で行うことは難しく、また危険も伴います。そこで「技能証」なる制度があり、スクールはこの制度にそって運営しています。

パラグライダーは誰にでもできるのですか?

パラグライダーは少々走る必要ありがあります。たまに転ぶことも・・。でも特に年齢制限や男女の優劣はありません。誰でも簡単に楽しく体験することができます。

どんな天気でもできますか?

残念ながら必ず毎日とべるというものではありません。雨や雪が降ったら飛べないと考えて下さい。そして風が強かったり、風向きによってはせっかく晴れていてもできないこともあります。アサギリ高原パラグライダースクールは飛べる確率が高く、自宅が雨でもアサギリは晴れていて飛べるということもありますので、一度電話で確認してみて下さい。

いつからでも始められるのですか?

「スクール」といっても4月から一斉にカリキュラムが始まるわけではありません。あなたがその気になった時が「新学期」です。当スクールは年中無休ですので、いつでもお越しください。冬でも飛べるんですよ!

体重が重くてもできますか?

グライダーは体重によって大きさが違います。レンタルでもその体重にふさわしい大きさのものを貸してくれます。XLなら100kg以上の体重でも飛べます。反対に軽すぎると飛行が不安定になるので、最低30kg以上の体重がある方ならたいてい大丈夫です。

どのくらいの時間飛ぶことができますか?

上昇気流がないと、パラグライダーは数分で降りてしまいます。上昇気流をつかまえると長時間フライトできます。当スクールでの最長は7時間です。石垣島では24時間飛行の記録があります。

コンタクトレンズをしていてもできますか?

もちろんできます。しかし、中には「風でコンタクトレンズが飛んでしまった」というパイロットもいるようです。フライトするときにはたいていサングラスや、ゴーグルをつけます。それでも心配な場合は、度つきのサングラスにしたり、眼鏡用のゴーグルをして眼鏡をかけて飛ぶという手もあります。

着地をする時足をけがしたりしませんか?

パラグライダーは風向きに合わせ、上手に着地操作をすることで、ふわりと地上に降りることができます。でもけが予防のため足首まであるトレッキングシューズなどを履くことをおすすめします。

緊急の時はどうするのですか?

スクールに入校するといざという時の危険回避の方法や、安全確保を学んでいきます。また高高度フライトではひとつの手段としてパイロットは予備パラシュートを装備しています。もし万一の時には、その緊急用パラシュートを開きます。一般にスクールでは10年に1人使う人がいるかどうかという程度です。当スクールには緊急パラシュートシミュレーターがあり随時体験&講習を行なっています。

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